人間ドックや通常の健康診断に合わせて女性の場合、特別な検診を行ったりします。それが婦人科系の検診であり、子宮がんや乳がんの検診になります。通常は30代くらいになったら、受診することが多いのですが、出産経験のある女性などでは20代くらいから受けることもあります。子宮がん検診は、産婦人科医による内診や細胞を採取する細胞診などがあります。

検査薬を使って採取していくので、その場では細胞クラスがわからないことが多く、後日結果が郵送されたりします。生理にあたってしまうと、出血があって正確な検査をすることができなくなるので、日程を変更していきます。乳がん検診は、外科医による触診とマンモグラフィなどを行っていきますが、マンモに関しては希望する人になります。機械に胸を挟んでレントゲンを撮っていくので、かなり痛く感じられます。

しかし、触診よりもマンモのほうが異常が見つかりやすく、40代くらいになったら受けておいたほうがいいものです。若い女性であってもなりやすいといわれる子宮頸がんの検査は性交渉の経験のある人では受けていたほうがいい検査です。もちろん、診察台にのるのに抵抗があったりするのですが、一度経験してしまうと病気の早期発見のために平気になるものです。女性特有の病気で命を落としてしまう場合もあるのです。

そうならないようにするためにも、これらの婦人科系がん検診をきちんと受けるようにするといいでしょう。