サラリーマンにとって飲み会や接待も仕事のうちなので、誘われたら行くしかないという人も少なくありません。それが若いうちなら代謝機能も活発なので、それほど肝臓にダメージを与えることもありませんが、年齢を重ねると肝炎や肝硬変、肝臓病などの恐ろしい病気になってしまう恐れがあります。最初はまったく自覚症状がないため、ちょっと飲み過ぎた程度にしか思わない人がほとんどですが、あとで食欲不振やからだのだるさなどがあまりにも続くので病院に行ったら、医者に肝臓病だと言われてしまうことがあるので、注意するようにしましょう。肝臓などの臓器の異常は自分ではわからないので、普段からお酒を飲み過ぎている自覚があるなら、定期的に人間ドックを受けた方が良いですね。

会社で行う健康診断を受けているので大丈夫と思っている人は多いですが、少ない検査項目で調べられることは限られていますし、小さいがんや腫瘍は見つけられないので、精度の面では信用できないものがあります。しかし人間ドックは検査項目が多数あり、肝臓や肺、腎臓、胃、大腸、脳などの異常も見つけられるので、発見後はすぐに治療に移ることが出来ます。どんな病気も初期の段階なら完治できるので、人間ドックを受ければ、それだけ長生きできるということになります。まだ子供が幼い年齢で病気になり、この世を去らなければならないことほど辛いものはないので、家族のいる方は年に一度は人間ドックを受けるようにしましょう。