40歳を過ぎても、気持ちだけは若いので、健康にも何の問題もないだろうと過信している人は多いですが、若い頃の暴飲暴食や喫煙などのツケはこの年代から訪れるため、油断していたら痛い目を見る可能性があります。たとえ会社で行われる健康診断でどこにも異常がなくても、実はすでに極小のがんが出来ていることがありますし、脳腫瘍や心臓病の兆候が出ていることもあります。会社の健康診断のような、検査項目が少ない、簡易な検査ではそれを発見するのは不可能なので、もっと詳しく調べるためには人間ドックを受ける以外の方法はありません。人間ドックは検査項目も大変多く、血液検査や尿検査、CT検査、MRI検査などのさまざまな方法を使い、身体の状態を詳しく調べられるので、受けておいて損することはありません。

人間ドックの結果が出ると、カウンセリングが行われますから、そこでのアドバイスは素直に聞いて、生活習慣を改めるように言われたら従うようにしたいですね。どんな病気でもかなり症状が進まないと自覚症状があらわれないため、生活習慣を改めないままの生活を続けていると、いきなり倒れて病院に運ばれるようなこともあり得ます。脳卒中などの脳疾患にかかると、半身不随になったり、寝たきりとなり、家族に多大な迷惑をかけることになるので、そうなる前に人間ドックで調べておいてください。人間ドックを受けていれば、どんな病気も初期の段階で見つけられて、早期治療が可能となるので、まずはクリニック選びから始めましょう。

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