サラリーマンにとっては接待や飲み会に行くことも仕事のうちなので、胃や腸の調子が悪くても、なかなか断ることは出来ないでしょうが、いつまでも吐き気や下痢がおさまらなかったり、食欲がない状態が続いた場合は早めに病院に行った方がよいですね。たとえ会社の健康診断ではどこにも異常がなくても、病院で検査を受ければ、深刻な病気が見つかり、緊急入院や手術が決まり、本人も家族も驚くような事態になるかも知れません。しかし普段から定期的に人間ドックを受けていれば、そんな状態になるまでに体の異常を発見できるので、40代や50代になってもまだ受けたことがない方があれば、試しに申し込んでみるようにしましょう。人間ドックで血液検査を行えば、貧血や腎臓や肝臓などの臓器の異常がわかりますし、高脂血症や糖尿病になっているかどうかもわかるので、その結果を知れば、これまでの生活習慣を改めることが出来ます。

お酒の飲み過ぎや、脂っぽいものを食べすぎたりすると、各臓器に多大な負担がかかり、それがやがてはがんなどの深刻な症状へと進んでいきます。血便が出たり、激しい痛みを感じるようになってから病院へ行っても、すでに手遅れになっている場合が多いですが、事前に人間ドックを受けていれば、そうなる前に治療出来るので、助かる可能性が高くなります。長く入院して、手術をするようなことは誰でもしたくないものなので、少しでも軽いうちに治療を受けたいと思うなら、定期的に人間ドックを受けるようにしてください。